- 眉尻が消えてしまう原因
- 眉尻が消えると顔の印象はどう変わる?
- 消えない眉尻を作るメイク方法
朝にしっかり描いたはずの眉尻が、気づいたら消えている…。そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。
眉尻は眉毛の中でも特に毛が少なく、皮脂や汗、摩擦などの影響を受けやすいため、メイク崩れが起こりやすい部分です。眉尻がなくなってしまうと、どれだけ他のメイクを整えていても残念な仕上がりになってしまいます。
そこで今回は、現役アイブロウリストの視点から「眉尻が消えてしまう原因」と「落ちにくくするためのアイテムやメイク方法」を徹底解説します。初心者でも取り入れやすいコツをお伝えするのでぜひ最後までチェックしてください。
眉尻が消えてしまう原因とは?
眉尻が消える原因は、大きく分けて「皮脂や汗」「摩擦」「毛量の少なさ」の3つです。それぞれどのような理由から「眉尻が消えてしまうのか」を順番にチェックしていきましょう。
皮脂や汗によるメイク崩れ
眉周りは特に皮脂分泌が多いTゾーンに近いです。そのため、日中時間が経つと皮脂分泌によって気づいたら眉尻が消えていたということも少なくありません。特に、汗をかきやすい夏場は、眉尻のメイクが落ちやすくなります。
皮脂や汗は一度崩れるとヨレやムラの原因になるため、メイク前に下準備をしっかりすることや落ちにくいアイテムを選ぶことが重要です。
yayoi眉メイク前にできるだけ皮脂や汗を抑えておくことがポイントです!
手で触るなどの摩擦
手で眉毛に触れたり、前髪がこすれることで摩擦が起き、眉尻が消えることがあります。特に手で触れる動作は、ほとんどの人が無意識に行っていることが多いので意外と気づきにくい原因です。
前髪が長かったり、マスクをしているときは顔に触れる回数が増えてしまうので、眉毛を気づかぬうちに触っているケースもあります。摩擦は眉メイクの持ちを大きく左右するため、できるだけ触れないように意識しましょう。



どうしても触れてしまう場合は、
髪型を工夫してみても良いかもしれません。
そもそも眉尻に毛が少ない
もともと眉尻の毛が薄い、または生えていない人は、眉尻のメイクが落ちやすい傾向にあります。なぜなら、眉メイクで描いた部分が直接肌にのるため、皮脂や汗によって落ちやすくなるからです。
眉尻の毛が薄いと、隙間を埋める眉メイクではなく、毛を一本一本描くようにして、地肌にしっかり色を定着させる眉メイクをする必要があります。



眉メイクのコツさえ掴めば、
みるみる上達するので安心してくださいね!
眉尻が消えると顔の印象はどう変わる?
眉尻は顔のバランスを整えたり、眉毛の形の印象を決める重要な部分です。そんな眉尻が消えてしまうと顔の印象はどのように変わってしまうのでしょうか。以下で詳しく解説します。
ぼやけて表情が締まらない
眉毛は、眉頭から眉尻にかけて徐々に濃くなるグラデーションが理想です。そのため、眉尻が消えてしまうと、このグラデーションが途切れてしまい、顔全体が締まらない印象になります。締まらないということは、表情がぼやけ全体の雰囲気が崩れてしまうことを意味します。
せっかくアイシャドウやリップで色味やバランスを整えても、眉尻がないだけで「なんとなく物足りない」と感じられてしまうのです。



言ってしまえば小さなパーツなのに、
こんなにも重要な役割があるんですね…!
すっぴん感が出る
眉尻が消えると、眉毛の形が完成していないという印象を与えてしまうので、メイクをしていても「すっぴん感」が強まってしまいます。眉尻がないと、顔立ちが平坦に見えてしまったり、ひと昔前の眉毛やヤンキー感を強調させてしまうのです。
例えば写真を撮ったとして、フラッシュの光で眉尻が消えて見えてしまった場合なども、そのような印象を与えてしまいますよね。



眉尻をきちんと残すことが、
全体のバランスが取れて印象アップに繋がります。
眉尻をキープするための基本アイテム
眉メイクで描いた眉尻を長時間キープするためには、使うアイテム選びが重要です。落ちにくさに特化したアイテムを揃えておくと安心なので、ぜひ参考にしてください。
リキッドタイプのアイブロウペンシル
リキッドタイプのアイブロウペンシルは、地肌にしっかり密着して落ちにくいのが特徴です。一本一本毛を描き足すことで、自然な仕上がりをキープしながら存在感をプラスできます。
やや細かい動作になるので、慣れるまで時間がかかってしまうかもしれません。しかし、繰り出しタイプや鉛筆タイプのペンシルよりも描きやすく消えにくいです。眉尻の毛が少ない人にもおすすめのアイテムです。


アイブロウコート
アイブロウコートは眉尻を消えにくくするための必須アイテムです。マニキュアのトップコートのようなイメージで、見た目も似ているものが多いです。
ペンシルなどで描いた眉の上から軽く塗ることで、皮脂や摩擦から守ってくれます。前髪を無意識に触ってしまう心当たりがある人や汗をかきやすい人には特におすすめのアイテムです。ひとつあるだけで「眉尻が消える」というストレスをかなり軽減してくれます。
ウォータープルーフ処方のアイテム
どうしても眉尻が消えてしまう、という人はウォータープルーフ処方のアイテムにするのがおすすめです。ウォータープルーフ処方のアイテムは汗や湿気に強く、日中の眉メイクの持ちを格段にアップさせます。
夏場やスポーツ時には特に必須と言い切っても過言ではありません。ウォータープルーフ処方のリキッドアイブロウペンシルにアイブロウコートで仕上げると、かなり落ちにくくなりますよ。
【実践】消えない眉尻を作るメイク方法


正しい下準備と順番で眉メイクをすれば、眉尻はぐっと落ちにくくなります。現役アイブロウリストが解説するので、ぜひ参考にしてください。
皮脂を抑える下準備


眉尻が消えない眉メイクをするには下準備が重要です。眉を描く前に、ティッシュやフェイスパウダーで必ず皮脂を抑えましょう。皮脂や汗が多い状態だと、描きにくくアイテムの色がつきにくくなります。下準備が甘いと描いてもすぐにヨレてしまうので要注意です。
リキッドペンシルで眉尻を一本ずつ描く


眉尻を一本ずつ描くのが自然に仕上げるポイントです。優しい力加減で毛の流れに合わせて描き足しましょう。境目はパウダーでぼかすとよりナチュラルに仕上がります。
手の甲の上で毛を一本一本描く練習をすると、すぐに上達します。はじめは力の調節が難しいかもしれませんが、撫でるように優しく触れるようなイメージです。
仕上げにコート剤でロングキープ


最後にアイブロウコート剤を眉尻に塗布しましょう。眉尻以外にも消えやすい部分があれば、一緒につけてください。ちょんちょんと軽く塗布するのがポイントです。
大量につけすぎると、乾いたときに固まったり白っぽく見えたりして不自然なので注意しましょう。少量を意識すると、自然に長時間キープできます。
眉尻が消える人向けメイク方法まとめ
この記事では、眉尻が消えてしまう原因や落ちにくくするためのアイテムやメイク方法について徹底解説しました。眉尻が消える主な原因は「皮脂・汗」「摩擦」「毛量の少なさ」です。まずはこれらの眉尻が消えてしまう原因を解消し、キープ力の高いアイテムを取り入れることが最も重要です。
眉尻は顔の印象を引き締め、メイク全体の完成度を大きく高める部分なので、キープ力のある眉メイク仕上げを意識しましょう。ぜひこの記事を参考にして、理想の美眉を叶えましょう。




