眉毛サロンナビでは、ユーザー様に眉毛サロン選びで失敗してほしくないという思いで運営しています。そんな私たちは、「アイブロウ資格を保有した施術者を選ぶべき」と発信しています。
ただ、美容業界にはさまざまな資格が発行されていて、アイブロウの技術レベルに関する資格を保有しているかどうかは非常にわかりにくいのも事実です。
そんな中、最近、アイブロウ業界で唯一のオープンバッジとして認められた検定ができました。それがジャパンアイブロウライセンス協会(JEBLA)が実施している検定資格になります。

眉毛サロン選びをサポートする眉毛サロンナビとしては、この資格についてみなさんに伝えるために、JEBLAの理事・小林あやかさんに、オープンバッジの役割や、眉サロン選びで活用する方法について直接お話を伺いました。
小林さんプロフィール
JEBLA 理事 小林 郁佳さん

大阪・岡山で展開する眉毛サロン アイニーブロウを運営。ジャパンブロウティストスクール講師も務める。
インタビュー担当
ジャパンアイブロウライセンス協会(JEBLA)とは?

杉田:小林さん、本日はお忙しい中、お時間いただきありがとうございます!今日はよろしくお願いいたします!
JEBLA理事 小林さんこちらこそよろしくお願いします。
杉田:まずオープンバッジのお話の前に、ジャパンアイブロウライセンス協会について教えてください。



JEBLA(ジャパンアイブロウライセンス協会)は、アイブロウ技術の安全基準や知識・技術の標準化に取り組む団体です。
眉毛施術は近年急速に普及していますが、技術レベルや衛生管理の基準が分かりづらいという課題があります。
私たちは、施術者が正しい知識と技術を学び、その価値がお客様にも伝わる環境をつくるために、資格制度や認定制度を運営しています。
美容資格発行団体として初めてオープンバッジ


杉田:オープンバッジとは、どのような資格なのでしょうか?



オープンバッジは、眉毛に関する技術・知識・安全基準をクリアしたことを、デジタル上で証明する資格認定システムです。
世界ではすでに広く活用されていて、発行数は推定1億個以上。日本でも2024年にデジタル庁が導入を進め、現在では企業や大学、研修機関など200以上の団体が活用しています。
JEBLAは、美容資格発行団体として初めてオープンバッジを導入しました。
特徴は、「誰が」「どの資格を」「どのレベルまで取得しているのか」がデジタル上で確認できることです。
従来の資格証とは異なり、バッジをクリックすると資格の内容や習得した知識・技術、学習時間なども確認できます。
杉田:美容資格発行団体では初なんですね!もともと資格制度がある中で、なぜオープンバッジが必要だったのでしょうか?



一番の理由は、「資格の価値が伝わっていない」という課題があったからです。
美容業界には多くの資格がありますが、お客様がその資格を知る機会はほとんどありません。
たとえ施術者が高いレベルの資格を持っていても、
「どんな内容を学んだのか」
「どの程度の技術を持っているのか」
までは伝わりにくいんです。
そこで私たちは、資格を“持っている”だけではなく、“見える化する”必要があると考えました。
オープンバッジなら、資格の内容や取得基準まで確認できるため、お客様が施術者を選ぶ際の判断材料になります。
また、ブロックチェーン技術を活用して管理されているため改ざんができず、信頼性が高いことも特徴です。AIで画像や情報が簡単に作れる時代だからこそ、「本当にその資格を持っているのか」を証明できる仕組みが必要だと考えています。
杉田:確か美容業界は資格が多いので、一般のお客様はどの資格が技術レベルが高いかわかりませんよね。



そうなんです。また、オープンバッジはどんな資格でも発行できるわけではないんです。
オープンバッジは国際技術基準に準拠して運用されていて、
・資格の内容
・学習時間
・評価基準
・発行体制
などを明確に開示する必要があります。
また、資格発行団体としての実績や運営体制も審査対象になります。
つまり、「資格を作ったからすぐオープンバッジ化できる」というものではなく、一定の基準を満たした資格だけが発行できる仕組みになっています。
杉田:JEBLAでは、どのような資格に対してオープンバッジを発行しているのでしょうか?



主に3つの資格があります。
まずは、安全なワックス施術を行うための知識・技術を学ぶ「アイブロウワキシング検定」。
次に、眉デザインの理論やデザイン技術を学ぶ「アイブロウデザイン検定」。
そして、前髪と眉毛の似合わせ技術を学ぶ「バングアイブロウ検定」です。
それぞれ3級から1級まであり、安全基準や衛生管理、技術レベルなど複数の審査基準を設けています。
さらに、アイブロウワキシング検定1級取得者が在籍し、厳しい基準を満たした「JEBLA認定サロン」、アイブロウデザイン検定1級取得者の中でも高いデザイン技術を認められた「公認アイブロウデザイナー」といった認定制度もあります。
これらの検定や審査をクリアした方だけにオープンバッジが発行されます。
「失敗したくない」ならオープンバッジ保有の施術者がおすすめ


杉田:お客様から見ると、オープンバッジを持つ施術者は何が違うのでしょうか?



一番大きいのは、個人の感覚ではなく、第三者機関が認定した基準で技術を提供していることです。安全基準や衛生管理の知識はもちろん、デザイン技術についても理論から体系的に学んでいます。
また、カウンセリング力も重要視しているため、お客様との認識のズレが起こりにくいんです。施術者ごとの技術差が少なく、「誰に担当してもらっても一定水準以上」という安心感があります。
杉田:眉毛の施術は、スタッフによっての個人差が激しいので、一定以上の高い水準の施術をしてもらえるのはお客様にとって安心ですね。オープンバッジがあることで、お客様はどんなメリットを感じられるのでしょうか?



一番は、「失敗したくない」という不安を減らせることです。
特にアイブロウ施術では、肌トラブルやデザインの失敗などの事例も少なくありません。
一方で、JEBLA資格保持者による施術では、これまで大きなトラブル事例は報告されていません。それは、安全基準や商材管理を徹底して学んでいるからです。
また、デザイン面でも安心感があります。実は、眉デザインの失敗は施術そのものよりも、カウンセリング不足から生まれることが多いんです。アイブロウデザイン検定取得者は、平均30分ほど時間をかけてカウンセリングを行います。
お客様自身が「どんな仕上がりになるのか」をしっかりイメージできる状態で施術に入るため、満足度にもつながっています。
杉田:JEBLAのオープンバッジを獲得するための資格は、カウンセリングでも高い水準が求められるレベルになっているんですね。それはかなりお客様の安心ポイントになりますね。オープンバッジは、サロン選びの判断基準としてどのように活用できますか?



まずは「オープンバッジを持っているかどうか」で絞り込むのがおすすめです。
そのうえで、
・どの資格を持っているか
・何級を取得しているか
・認定サロンかどうか
まで確認すると、自分に合った施術者を見つけやすくなります。
価格や口コミだけでは分からない技術的な裏付けを確認できるのが大きなメリットですね。
杉田:オープンバッジを持つ施術者はどのように探せますか?



協会の公式情報やサロンのホームページ、SNSなどで確認できます。また、JEBLA認定サロンや公認アイブロウデザイナーには更新制度があり、毎年最新のバッジが発行されます。
バッジ画像や認定表示が掲載されているかをチェックしてみてください。
杉田:もし近くにオープンバッジ保持者がいない場合はどうすればいいでしょうか?



まずは少しエリアを広げて探してみることをおすすめします。眉は一度ベースを整えると、その後のお手入れがしやすくなります。
だからこそ、最初だけでも信頼できる施術者にお願いする価値はあると思います。
また、最近は施術前のオンライン相談を受け付けているサロンもあります。まずは相談だけしてみるのも一つの方法ですね。
杉田:少し遠くでも通う価値があるということですね!最近、多くのトップアイブロウデザイナーの方にお話を伺う中で、「サロン名よりも誰が担当するかが重要」という話をよく聞きます。



まさにその通りだと思います。今はどのサロンも「骨格診断」「似合わせデザイン」といった言葉を使っています。
だからこそ、お客様は施術者個人の知識や技術を見極める必要があります。
オープンバッジは、その判断材料の一つです。
サロンではなく「誰に任せるか」。その基準として活用していただけたら嬉しいですね。
杉田:やはり「誰に任せるか」が重要になっているんですね。オープンバッジでは、個人に資格が付与されているので、「誰に任せるべきか」が明確になりサロン選びの参考になります!本日は貴重なお話ありがとうございました。




