- 丸顔さんに似合う眉毛の形
- 丸顔さんに似合うアーチ眉の書き方
- 丸顔さんのお悩みでよくある質問
眉毛は顔の印象の8割を決める重要なパーツですが、形の種類は数多くあります。丸顔さんは、自分にどんな眉毛が似合うのか悩んでしまっていませんか。
理想の眉毛が似合うかどうかは、自分の判断だけで決めるのは難しいですよね。できることなら、顔の余白を緩和して小顔効果のある眉毛の形にしたいと思っている人も多いはずです。
そこで今回は、現役の眉毛サロンスタッフが丸顔さんに似合う眉毛について解説します。丸顔さんからよくある質問についても回答しているので、ぜひ最後までチェックしてください。
yayoi丸顔さんに似合う形の書き方も解説しています♪
丸顔さんに似合う眉毛の形とは?
丸顔さんに似合うおすすめの形は以下の通りです。意外に思われる形もあるかもしれません。それぞれの形がなぜ丸顔さんにピッタリなのかを、詳しく解説していきます。
- アーチ眉
- 横幅が長めの眉
アーチ眉
丸顔さんにはアーチ眉が最も似合うと言われています。なぜなら、丸顔にアーチの形がバランス良くはまるからです。眉毛とフェイスラインの曲線が自然に馴染んで輪郭がスッキリして見えるようになります。
丸顔にアーチ眉は、さらに丸みが強調されてしまうのでは?と避けられてしまいがちです。しかし、アーチの曲線ラインが顔の丸みをカバーしてくれるのです。



実は、私も丸顔ですが
アーチ眉のほうがしっくりくるなと日々感じています。
横幅が長めの眉
丸顔さんは形に限らず横幅が長めの眉毛も似合います。なぜなら、顔の余白を緩和してくれる効果があるからです。
眉毛の黄金比では眉尻の位置は小鼻(外側)と目尻を結んだ延長線上となっています。しかし、丸顔さんの場合は横に少し眉尻の長さを足してみても良いかもしれません。
そうすることで、正面から見たときだけでなく、横から見たときにも余白を埋めてくれる効果があるので小顔に見えやすくなります。



眉毛はたったの1ミリでもかなり印象が変わるんです…!
アーチ眉の特徴
アーチ眉の特徴は以下の通りです。柔らかさや優しさなど、周りに安心感を与えてくれるような印象があります。そのため、丸顔さんだけでなく、目元の印象を柔らかくしたいという人にもおすすめの形です。
- 柔らかい雰囲気
- 優しい印象
- ナチュラルな仕上がりになる
柔らかい雰囲気
アーチ眉は顔の印象に柔らかい雰囲気を演出してくれます。濃さや色味によって印象を変えることはできますが、「柔らかさ」を強調できる形はアーチ眉だけかもしれません。
アーチの角度が強すぎると骨格から外れた形になってしまうので、あくまでも自眉に合わせた角度に整えることがポイントです。曲線によって柔らかい雰囲気になるのは、アーチ眉の強みです。



曲線=柔らかさ、直線=すっきり感といったところでしょうか。
優しい印象
アーチ眉は全体的に丸みがある形なので、優しい印象を与えます。特に、眉頭から眉尻にかけての上ラインの緩やかなカーブは、表情を柔らかく見せてくれる効果があります。
そのため、丸顔さんだけでなく、直線的な目元やつり目に悩んでいる人にもおすすめの形です。骨格に合わせやすい形でもあるので、言い換えればどんな人にも似合いやすい形と言えるでしょう。



優しい印象になって損することはないですもんね!
ナチュラルな仕上がりになる
アーチ眉はとってもナチュラルな仕上がりになります。ほとんどの人の眉毛は、眉山に向かって上がるようになだらかな角度が付いています。アーチ眉はその角度をそのまま活かせるので、作り込んでいない自眉を活かしたナチュラルな仕上がりになるのです。
自眉の形を活かせるとなると、眉毛を処理する部分が少なくなります。産毛もアーチ眉の良さとして残せるので、よりふんわりとした柔らかい印象になります。



ナチュラルな仕上がりを求めている人にとってピッタリの形ですね!
丸顔さんに似合うアーチ眉の書き方


現役眉毛サロンスタッフが丸顔さんに似合うアーチ眉を実際に書いてみました。黄金比を意識してベースの形を作るのと、色味にもこだわってメイクするのがコツです。ぜひ、参考にしてください。
- 自分の眉毛の黄金比を確認する
- 黄金比を繋げるように書き足す
- 眉頭をぼかして眉尻に向かって濃くなるようにする
- 色はやや明るめか暖色系ブラウンを使う
自分の眉毛の黄金比を確認する


アーチ眉は曲線を結んで作る形なので、はじめに自分の黄金比を確認しておくとメイクしやすくなります。写真では眉山の位置がやや内側にあるので、黄金比に合わせて少し外側にずらす必要があります。
書き足しで黄金比を調節するのが難しい場合は、メイクをする前に電動シェーバーなどで整えましょう。眉尻の長さを足したい場合もこの時に調節しておくと書き足しがラクになります。
黄金比を繋げるように書き足す


先程の黄金比を曲線になるように繋げて書き足していきます。というのも、ペンシルを横に動かして一直線を書くのではなく、写真の矢印のように縦に動かして繋げていくのがコツです。
はみ出してしまった場合は、スクリューブラシなどで整えればすぐに修正できます。また、離れた距離で鏡を見ながら書き足すと、全体バランスを綺麗に整えやすくなります。
眉頭をぼかして眉尻に向かって濃くなるようにする


丸顔さんに似合うアーチ眉にするには、眉頭を薄めにして眉尻に向かって濃くなるように仕上げましょう。眉毛全体をグラデーションにすることで、メリハリのある眉毛になります。
中心に置いたパウダーを眉頭の方向にぼかしていくと、ふんわり薄く仕上げられます。濃くなってしまったときは、スクリューブラシで調節しましょう。
色はやや明るめか暖色系ブラウンを使う


アーチ眉はある程度濃さをなくしておいたほうが仕上がりも綺麗になるので、やや明るめのカラーを使用するのがおすすめです。また、暖色系のブラウンを使用することで、さらに柔らかさを演出できます。
ゴールド系の色味は、光があたると白っぽく見えてしまいます。形がぼやけて顔全体が膨張して見えるので、明るすぎる色には注意してください。
丸顔の人が避けるべき眉毛の形
丸顔さんが避けるべき眉毛の形は以下の通りです。このような形の眉毛にしてしまうと、顔の余白を強調させてしまったり、顔の全体バランスに違和感を感じてしまう場合があります。自己処理で整える際は避けたほうが無難です。
- 直線が強調される形
- 全体が濃く横幅が短い眉
直線が強調される形
直線が強調される平行眉やストレート眉は丸顔さんにあまりおすすめできません。なぜなら、直線と曲線がミックスされて丸顔が主張されてしまい、顔全体のバランスに違和感を感じてしまうからです。
また、丸顔さんは角度が上がる眉毛も避けた方が良いでしょう。角度のある眉毛は、丸顔というソフトな雰囲気からかけ離れてしまうので、目元の印象が悪目立ちしてしまいます。



顔のラインに統一感を出すことが重要ですね!
横幅が短い眉
横幅が短い眉毛は顔の余白を強調させてしまうので、丸顔さんにはおすすめできません。眉毛だけでなく、目や鼻などの顔パーツが中心に寄って見えてしまうので、フェイスラインの丸みが悪目立ちしてしまうのです。
とはいえ、眉の横幅が長くなりすぎてもバランスが取れなくなります。眉尻の位置を黄金比よりも少し横に長く残すのがベストです。



メイクでの書き足しや毛の長さで横幅を調節できます♪
丸顔の方からよくある眉毛に関する質問
丸顔の芸能人の眉毛はどんな形にしている?
丸顔の芸能人には、上白石萌音さんや水卜麻美さん、橋本環奈さんなどが挙げられます。
上白石萌音さんは自眉を活かした形で、やや太さのあるアーチ眉です。水卜麻美さんは、眉尻の位置が眉頭の下ラインよりも上にあるのでストレート眉に見えますが、眉毛の上下ラインは緩やかなアーチを描いています。橋本環奈さんは目のラインと同じくらいの緩やかさがあるアーチ眉になっています。
薄い眉毛と濃い眉毛だったらどっちが良い?
どちらかと言えば、丸顔さんには濃い眉毛がおすすめです。薄い眉毛は形がぼやけて見えるので、顔全体が膨張して見えてしまいます。
ある程度濃さがあったほうが眉毛に存在感が出るので、丸顔でもメリハリのある仕上がりになります。眉メイクで濃さを出したい場合は、やや明るいブラウンでグラデーションを意識しましょう。
平行眉やストレート眉はやめたほうが良い?
顔の全体バランスに違和感を感じる場合があるので、できれば丸顔さんは平行眉やストレート眉は避けた方が良いでしょう。
ただ、同じストレートの形でも眉山に丸みのあるラインを入れるだけで馴染んで見える場合があります。自分に似合う眉毛に整えつつ、丸顔でも平行眉などに挑戦したい場合は、眉毛サロンで解決できるかもしれません。
丸顔さんに似合う眉毛の形まとめ
今回は丸顔さんに似合う眉毛の形について解説しました。丸顔さんはフェイスラインの曲線に合わせて眉毛も整えると、顔全体のバランスに馴染みます。元々柔らかい雰囲気を持っているので、アーチ眉やふんわりとした眉毛が似合います。丸顔さんが眉毛の形を決めるときは、統一感を出すことが重要です。
アーチ眉以外の形でも、自然な丸みを付ければ丸顔さんでも似合う場合があります。自分に似合う眉毛の形が気になる人は、眉毛サロンでプロに任せてベースを作ってみても良いかもしれません。ぜひ、この記事を参考にしてメイクに活かしてくださいね。



