眉毛が薄い・途切れていると悩んでいる人は参考にしてみてください。
- 生えていない眉毛を生やすことはできるのか
- 眉毛を生やすおすすめの方法
- おすすめの眉毛美容液・育毛剤
眉毛が薄いと、顔がぼんやりとした印象になります。薄眉をコンプレックスに感じている人の中には、コンビニに行くにもアイブロウメイクをしないと出かけられないという人もいるでしょう。
この記事では、眉毛が生えていない場所に眉毛を生やすことはできるのか?眉毛を生やす方法や、おすすめの眉毛美容液・育毛剤を紹介しています。眉毛が薄いことに悩んでいる人は、この記事を参考に眉育に挑戦してみてください。
眉毛が生えていないところに生やすことは可能なのか?
眉毛を生やせるかどうかは、下記の通りです。
- 元々生えていない箇所に生やすことは難しい
- 生えていた箇所の眉毛を生やすことは生える可能性はある
それぞれを詳しく解説します。
元々生えていない箇所に生やすことは難しい
元々生えていない眉毛を生やすのは非常に困難です。
毛の成長には、毛包が欠かせません。毛包とは、毛を生成する毛母細胞や、毛が抜けないように保護する役割がある毛根鞘などから構成される器官のことです。
元々眉毛が生えていない場所は、毛包が少ないか未発達であると考えられるため、眉育をしても眉毛が生えてくる可能性は低いでしょう。
近年、毛包再生医療の研究が目覚ましい進化を見せています。将来的に、元々生えていない場所へも眉毛が生やせるようになるかもしれません。
生えていた箇所の眉毛を生やすことは生える可能性はある
元々は眉毛が生えていたけど、抜きすぎて生えなくなってしまったという場合は、眉毛が生えてくる可能性があります。
以前生えていた眉毛が生えてこなくなる主な原因は、毛根へのダメージです。眉毛を何回も抜いていると、毛母細胞にダメージがかかり、眉毛の成長が遅くなったり、生えにくくなったりすることがあります。
この場合、血流の循環を促したり、眉毛を刺激したりすることで、毛母細胞が活性化され、再び眉毛が生えてくる可能性があります。
毛は成長期・退行期・休止期のサイクル(毛周期)があり、休止期に入った毛包からは毛が生えてきません。
眉毛を生やしたい人におすすめの方法
眉毛を生やしたい人は、眉育をするのがおすすめです。
- 眉毛の育毛剤を使用する
- 育毛成分が配合された眉毛美容液を使用する
- 毛が育ちやすい環境を整えることが重要
それぞれを詳しく解説します。
眉毛の育毛剤を使用する
眉毛を生やしたい人は、眉毛の育毛剤を使用するのがおすすめです。
眉毛の育毛剤とは、眉毛の育毛に効果のある成分が配合された医薬部外品や医薬品のことです。血流の循環を促すなどして、眉毛の発毛を促します。
一定以上の効果が認められているものは医薬品として販売されていて、育毛促進を期待できますが、痒みや赤み等の副作用が起きる可能性もあります。肌が弱く副作用が心配な人は、医薬品よりも効果の緩やかな医薬部外品を選ぶのがおすすめです。
育毛剤は、部位ごとに適した処方になっています。髪やまつ毛用の育毛剤は眉毛に使用しないでください。
育毛成分が配合された眉毛美容液を使用する
眉育には、育毛成分が配合された眉毛美容液もおすすめです。
眉毛美容液は、眉毛のハリやコシを改善する効果があり、眉毛がボリュームアップしたり、抜けるのを防いだりする効果が期待できます。さらに、育毛成分が配合された眉毛美容液は、眉毛の発毛を促す効果も期待できます。
眉毛パーマやアイブロウメイクで眉毛が痛んでしまっている人は、育毛成分が配合された眉毛美容液で、今生えている眉毛をケアしながら眉育をするのがおすすめです。
一般的に、眉毛育毛剤(医薬品)>眉毛育毛剤(医薬部外品)>眉毛美容液の順で眉育効果が高いといわれています。
毛が育ちやすい環境を整えることが重要
眉育には、土台作りが大切です。
乾燥などの肌トラブルを抱えていたり、血流の循環が滞っていたりすると、眉毛が育ちにくいだけでなく、抜けやすくなってしまいます。
ハリやコシのある健康的な眉毛を育てるためには、血流の循環をよくして、肌トラブルを改善することが重要です。
眉毛周辺の血流循環を改善するには、マッサージがおすすめです。指で眉毛周辺の筋肉をマッサージすると、血流の循環が促され、眉育に適した肌環境に整えられるでしょう。
マッサージをするのは肌がたるみそうで怖いという人は、眉毛ブラシで眉毛をブラッシングしてあげるのがおすすめです。
お金のかからない眉育から挑戦したい!という人は、ぜひ眉毛周辺のマッサージを継続してみてください。
アートメイクをして元々眉毛がないところをデザインするのもおすすめ
元々眉毛が生えていない場合は、アートメイクに挑戦するのもおすすめです。
アートメイクは、皮膚の浅い所に色素を注入する施術で、完成後は2年~3年程度効果が持続すると言われています。
昔の眉毛アートメイクは、のっぺりとした仕上がりでしたが、最近は、本当に生えているかのような自然な仕上がりになるので、すっぴんでも違和感がありません。
アートメイクの施術は医療行為です。感染症や失明のリスクがあるため、必ず、アートメイクを実施している医療機関で施術を受けましょう。
眉毛エクステも解決策としてはおすすめ
眉毛が薄くて悩んでいる人には、眉毛エクステもおすすめです。
眉毛エクステとは、まつ毛エクステのように、眉毛1本1本に人工の眉毛を取り付ける施術です。デザインの自由度が高く、施術の度に異なるデザインをオーダーすることができます。薄い眉毛を自然にボリュームアップして、立体感のある眉毛に整えられます。
ただし、眉毛エクステの持続期間は2週間程度と短く、定期的に施術を受けなくてはいけません。エクステは油分に弱いため、肌がオイリーな人や、油分の多いファンデーションを使用する人は、眉毛エクステの持続期間がより短くなってしまう可能性が高いです。
取り付ける本数や施術内容によって異なりますが、眉毛エクステの相場は3,000円~7,000円程度といわれています。
おすすめの眉毛美容液・育毛剤
眉育をしたい人におすすめの眉毛美容液・育毛剤を紹介します
どんなアイテムがいいか悩んでいる人は、参考にしてみてください。
薬用maU育毛エッセンス(医薬部外品)
製造・販売元のハイリッチ株式会社は、大手化粧品会社ではフォローしきれない消費者の悩みに応える化粧品の開発を行っています。
薬用maU育毛エッセンス(医薬部外品)は、肌の環境改善に効果的なグリチルリチン酸2Kや、眉毛へのダメージを軽減するd-パントテニルアルコール、血流の循環を改善し、育毛効果があるセンブリ抽出リキッドやヒノキチオールが配合されています。
上記の有効成分には、保湿効果や肌荒れ改善効果、痒み防止効果などもあるため、眉毛の発毛を促すだけではなく、眉毛を育てやすい肌環境に整えられるでしょう。
スティックタイプなので狙った場所に塗りやすく、気軽に眉毛をケアできます。
アイブロー. ビュティー
株式会社田村治照堂(ハツモール)は、昭和10年創業以来、育毛剤の研究・開発を行う老舗会社です。
アイブロー. ビュティーは、髪の育毛剤のノウハウをもとに作られた眉毛美容液で、肌や毛の状態を整えるパントテン酸カルシウムや有効成分を浸透しやすくするサリチル酸、眉を清潔に保つレゾルシンが有効成分として配合されています。
育毛効果を補助する成分として、血流の循環を促すセンブリエキスや3種類の毛髪保護成分も含まれているため、健康的なツヤのある眉毛を目指せるでしょう。
1本1本が細い眉毛を、しっかりとコシのある眉毛にしたいという人におすすめです。
ブラシタイプ(マスカラタイプ)なので、洗顔後やメイクの前にササッと眉毛を梳かすだけで眉育が完了します。
眉毛の生えてないところに生やす方法まとめ
この記事では、眉毛は生やせるのか?や、眉毛を生やす方法、おすすめの眉毛美容液・育毛剤を紹介しました。
眉育は、眉毛が生えている土台である肌のケアからすることが大切です。肌にトラブルを抱えている状態で眉育をしても、十分な効果は得られません。トラブルを抱えている肌は非常に敏感なため、眉毛美容液や育毛剤で炎症が起きてしまうかもしれません。
薄眉で悩んでいる人は、眉育と並行して肌ケアを十分に行うのがおすすめです。
眉毛の土台からしっかりケアして、ふわふわの立体感がある眉毛を目指しましょう。